MCU上でH.323エンドポイントをコンフィグレーションするには、ホーム>エンドポイント>H.323の追加を選択します。そうしますと、ネットワークのアドレスからではなく、リストより名前を選択できるため、カンファレンスへのエンドポイントの追加がより簡単になります。また、MCUによりコンフィグレーションされたエンドポイントへのコールも可能となります。
Codian IP VCRはH.323端末として設定され、カンファレンスの1参加者となります。IP VCRがそのように構成された場合、カンファレンスが始まると同時に録画が開始されます。カンファレンスが開始されるときに、フォルダの録画IDを指定することができます。この場合、IP VCRはその特定のフォルダに録画を行います。IP VCRに関する詳細は、IP VCRのオンラインヘルプをご参照ください。
MCUへH.323エンドポイントを追加する方法は以下の通りです。設定画面でエンドポイントの追加をクリックします。
フィールド | フィールドの説明 | 秘訣 |
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名前 |
エンドポイントの名前を識別します。 |
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アドレス |
IPアドレス、ホスト名、もしくはE.164アドレス(電話番号)を表示します。 |
既に構成されているゲートウェイがなくても、このエンドポイントをH.323ゲートウェイを通じてアクセスするよう設定できます。 |
H.323ゲートウェイ |
エンドポイントが接続しているゲートウェイを識別します。 |
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コールイン・マッチノパラメータ |
これらのフィールドはエンドポイントから送信されたコールを識別するために使用されます。 |
該当セクションの全てのフィールドに埋められた内容とマッチすると、エンドポイントは認識されます。空欄のままですと、マッチしません。 |
適したビデオサイズ |
エンドポイントによる送受信ビデオサイズを制限します。 |
ここでの設定はカンファレンスの設定でのデフォルトのビデオサイズの設定よりも優先されます。但し、最大ビデオサイズの設定により制限を受けます(カンファレンスの設定をを参照)。 ここでのオプションは、MCU 4CIF (HRO)機能キーがある場合にのみ利用が可能となります。 |
デフォルトのビューグループ |
該当エンドポイントを呼び出した時に使用されるレイアウト・グループを設定します。 |
ボックスワイドの設定を使うように設定されていれば、 カンファレンスの設定ページ経由で設定されたデフォルトのビューグループが使用されます。 |
MCUからの適したバンド幅 |
参加者1人に対してMCUにて確立されたメディア・チャネルを使い、ネットワークの容量(ビット/秒)を識別します。 |
ここでの設定は、グローバル・カンファレンスの設定にてコンフィグレーションされたMCUからのデフォルトのバンド幅設定より優先されます (カンファレンスの設定参照)。 |
MCUへの適したバンド幅 |
コール時にエンドポイントはMCUに通信するバンド幅をセットします。 |
ここでの設定は、グローバル・カンファレンスの設定にてコンフィグレーションされたMCUへのデフォルトのバンド幅設定より優先されます(カンファレンスの設定). |
FECC / DTMF経由のレイアウト・コントロール |
該当エンドポイントがファーエンド・カメラ・コントロールもしくはDTMFトーン経由でビューレイアウトの変更ができるように設定します。 |
ここでの設定は該当エンドポイントが招待されたカンファレンス用の各カンファレンス・レイアウト・コントロールの設定よりも優先されます。 |
H.239ビデオ配信 |
該当エンドポイントがH.239を使用してカンファレンスのコンテンツ・チャンネル配信の許可がされるか否かを特定します。 |
この該当エンドポイントが招待されたカンファレンスにおける各カンファレンスのH.239配信設定よりも優位となります。 |
ワイドスクリーン・ビデオ |
ここで有効に設定されている場合、MCUからワイドスクリーン表示での閲覧に適したフォーマットで該当エンドポイントにビデオが送信されます。 |
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このテーブルはカンファレンスにコンフィグレーションされたメンバーとなっているエンドポイントを表示します。
リストには、予めコンフィグレーションされたメンバーとして設定されている参加者を含む日程調整済みのカンファレンス (参加者の追加を参照)、及び、現在のアクティブ状態のカンファレンスのメンバーシップの詳細が表示されます。
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