SIP設定を行うには、設定>SIPページを使用します。
SIPエンドポイントをカンファレンスに参加させるために、IPアドレスではなくディレクトリ番号を指定します。SIPを使用するには、SIPレジストラーを設定しなければなりません。このページの設定で、SIPレジストラーやSIPエンドポイントとの通信を制御します。
SIPエンドポイントは、暗号化されたカンファレンスに参加できないことに注意してください。SIPには標準化された暗号化方式がありません。
SIPコールは、設定 > カンファレンスページで指定された音声とビデオコーデックの中からを選びます。カスタムコーデックを使用するように設定されたエンドポイントを除きます。(詳細は、SIPエンドポイントのコンフィグレーションをご参照ください。
以下の表を参照して、SIPを設定してください。設定が終わったら、変更を適用ボタンをクリックしてください。
フィールド | フィールドの説明 | 秘訣 |
---|---|---|
SIP登録設定 | SIP登録のレベルを指定します |
|
SIPレジストラーアドレス | SIPレジストラーのネットワークアドレスを指定します。 |
ホスト名または、IPアドレスを指定します。このフィールドは、 SIP登録設定 が登録なしに設定されている場合には、影響はありません。 |
SIPレジストラータイプ | 以下のどちらかを選択:
|
どのタイプのSIPレジストラーを使用するかを指定します。 もし、Microsoft LCSを使用する場合は、LCSの設定にMCUのIPアドレスを追加し、認証を使用するように設定します。 このフィールドは、 SIP登録設定 が登録なしに設定されている場合には、影響はありません。 |
ユーザ名 | SIPレジストラーへのログイン名 |
SIPレジストラーにログインするための機器の詳細を指定します。 Microsoft LCSの場合、フルフォーマットのURIを指定します。 (例えば、 [email protected])です。 |
パスワード | SIPレジストラーへのパスワード |
SIPレジストラーにログインするための機器の詳細を指定します。 Microsoft LCSの場合、パスワードは入力しません。 |
SIPプロキシーアドレス | SIPプロキシー識別子 |
このプロキシーを設定すると、レジストラーを使用するかどうかにかかわらず、全てのSIPコールでプロキシーが使用されます。 |
発信転送: TCP または UDP | 発信転送の際に、TCPを使用するかUDPを使用するかを指定します。 |
使用しているSIP機器が、TCPを使用している場合は、TCPを指定します。使用しているSIP機器が、UDPを使用している場合は、UDPを指定します。 MCUはTCP/UDPの両方をサポートしています。 |
映像コーデック | 使用する映像コーデックを指定します。使用するコーデックは相手のSIP機器で使用できるものでなければなりません。 |
規定値は、H.263です。この設定で、SIP機器との相互接続性を最大にすることができます。特定の問題があり、それを解決するためにこの値を変更することができます。 |
音声コーデック | 使用する音声コーデックを指定します。使用するコーデックは相手のSIP機器で使用できるものでなければなりません。 |
規定値は、G.711uです。この設定で、SIP機器との相互接続性を最大にすることができます。特定の問題があり、それを解決するためにこの値を変更することができます。 |
(c) Copyright Codian 2003-2010, ライセンス情報 |