MCUをH.323エンドポイントとの通信の際に、暗号化を使用するよう設定できます。 暗号化の方式はAdvanced Encryption Standard (AES)です。
暗号化を使用するためには、暗号化機能キーが必要です。 機能キーの設定に関しては、 ファームウエアのアップグレードをご参照ください。
暗号化機能を使用すると、MCUは音声、映像、コンテンツを暗号化します。
暗号化設定をするには、設定>暗号化ページを使用します。
以下のような機能が使用できます:
SIPエンドポイントは、暗号化が必須に設定されたカンファレンスには接続できません。それは、SIPに関して標準化された暗号化方式が決まっていないからです。
MCUは、暗号化が要求されているカンファレンスのサムネイルプレビューを表示しません。暗号化がオプションに設定されていれば、サムネイルプレビューが表示されます。
暗号化設定に関しては、以下の表をご参照ください。 設定を変更した後には、変更の適用をクリックします。
フィールド | フィールドの説明 | 秘訣 |
---|---|---|
暗号化の状態 | 暗号化を使用するかどうかを指定します |
暗号化の状態が有効の場合、MCUは暗号化機能が使用できることをH.323エンドポイントに通知します。この設定が有効の場合、それぞれのカンファレンス毎に、暗号化を使用するかどうかを設定することができます。 無効に設定されている場合、どのカンファレンスでも暗号化を設定することはできません。 |
新規のスケジュールカンファレンスに対する規定値の設定 |
新しいスケジュールカンファレンスへの既定値 (カンファレンスリスト > カンファレンスの追加 )を参照 |
誰かが、新しいカンファレンスを作成する際に、暗号化を使用するかどうかを指定できます。 このオプションは、規定値としてどの設定が選択されるかを指定します。 しかし、実際にカンファレンスを作成する際には、変更することが可能です。 |
アドホックカンファレンスへの暗号化の義務付け |
これが有効の場合、アドホックカンファレンスに対して、暗号化を強制します。 |
もし、アドホックカンファレンスに暗号化が強制されている場合は、SIPエンドポイントはカンファレンスに参加できないことに注意してください。 |