MCUにおいて、ストリーミングもしくは、カンファレンスミー(ソフトウエアエンドポイント)を設定することができます。
ストリーミングまたは、カンファレンスミーの設定は、設定 > ストリーミングページで行います。
ストリーミングを有効にするには、ストリーミングとカンファレンスミー設定で、ドロップダウンメニューからストリーミングを選択します。
カンファレンスミーを有効にするには、ストリーミングとカンファレンスミー設定で、ドロップダウンメニューからカンファレンスミーを選択します。
どちらも使用しない場合には、ドロップダウンメニューからなしを選択します。
カンファレンスミーを有効にする前に、オプションキーが入力されていることを確認してください。カンファレンスミーを使用するには、ウェブカンファレンスオプションキーが必要です。ウェブカンファレンスオプションがすでに入力されている場合は、追加のキーは必要ありません。
カンファレンスをストリーミングで閲覧する際には、2つの方法が使用できます。それぞれのオプションでは、使用するメディアプレイヤーと通信帯域を指定する必要があります。
ユニキャストもしくはマルチキャストのストリーミングのどちらか(もしくは両方)をサポートするようにMCUを設定することができます。ユニキャスト・ストリーミングはMCUと各ユーザ間をダイレクトに接続する際に関係します。マルチキャスト・ストリーミングは複数の受信者へビデオあるいはオーディオのストリームの単一コピーを送信する際に関係します。マルチキャスト・ストリーミングのサポートを選択する場合、ネットワークのフラッドが起きないように設定する必要があります。
この設定を行うには、ホーム > 設定 > ストリーミングで進みます。
フィールド | フィールドの説明 | 秘訣 |
---|---|---|
一般 | ||
ストリーミングのステータス |
MCUによるカンファレンスをストリームする機能をコントロールする |
この設定が有効と設定されている場合、各カンファレンスの設定ページに基づいてカンファレンスごとにストリーミングを設定することができます。 この設定が無効と設定されている場合、どのカンファレンスへもストリーミングすることができません。 |
新規アドホックカンファレンスのストリーミングを許可する |
ビデオのオート・アテンダントで"新規カンファレンスを作成する"オプションを介して、もしくは 未知のE.164番号でMCUをコールして生成されたカンファレンスのストリーミングを許可したり禁止したりします。 |
この設定を変更しても、現在アクティブなアドホックカンファレンスには影響はありません。 ポート予約モードでは、アドホックカンファレンスは使用できません。オプションも表示されません。 |
コーデック及びビット・レートの選択 | ||
名前 |
該当MCUは2つのストリーミングで設定されており、それぞれオーディオとビデオのエンコーディング・フォーマット(コーデック)、及び オーバオール(オーディオとビデオを合計した)のメディアのビット・レートで構成されています。このパラメータはストリーミング時にユーザへ提供される選択を カスタマイズするためにアドミニストレータにより利用されます。 ここでは、非テクニカルなユーザ用に選択が容易にできるように意図されています。例として、"低ビット・レート"または、"高ビット・レート" のようにネーミングされています。 |
ここでのネーミング・パラメータはオプションとなります。 - 指定されない場合には、単に提供された選択はオーバーオール・メディア・ビット・レートと 一緒にオーディオとビデオのコーディックの詳細が示されることになります。 |
ストリーム |
使用するオーディオとビデオの組み合わせ、及びオーバオール・メディア・ビット・レートを設定します。 |
通常、2つのストリーミングのレートが使用される場合、1つは低めのビット・レートの組み合わせで設定され、もう1つは高めのビット・レートで設定されます。それにより、低バンド幅・接続のユーザーは、実用的なストリーミングで、他方、高バンド幅・接続のユーザーは、高性能のビデオの視聴を可能にします。 |
マルチキャスト |
マルチキャスト用に指定されたストリーミングのレートを使用するか否かを選択します。 ここでの設定が有効の場合には"マルチキャスト" もしくは "ユニキャストとマルチキャスト" に設定された、ストリーミング でのカンファレンス用として、マルチキャストのオーディオとビデオのストリームが、ストリーミング 設定に対応して送信されます。 |
マルチキャストのパラメータを"有効"に設定するのは、マルチキャストのメディアのIPアドレス及びポート番号を設定されている場合のみです。 - 以下をご覧下さい。 |
マルチキャスト | ||
メディア送信のIPアドレス範囲 |
マルチキャスト・ストリーミングのメディアが送信されるIPアドレスの範囲を特定します。 |
このアドレス範囲が設定されていない場合には、MCUはマルチキャストのカンファレンス・メディアを送信できません。 |
メディア送信ポート番号 |
メディアが送信されるポート番号の範囲を設定します。 |
このUDPポート番号範囲は、メディア送信のIPアドレスと共に使用されます。 マルチキャストのカンファレンス・メディアを送信するための開始と終止のポート番号を両方とも設定する必要があります。 |
カンファレンスミーの設定を行うには以下の表を参照してください。各フィールドの設定を行ったら、変更の保存をクリックします。
フィールド | フィールドの説明 | 秘訣 |
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TCPを使用したメディアへのフォールバックを許可 |
UDPが使用できない場合、TCPを使用して接続するかどうかを指定します。 |
カンファレンスミーはUDP/TCPのどちらを使用しても接続することができます。UDPを使用した場合は、ネットワークの効率が良くなり、MCUとの間で送信・受信される映像も良くなります。 |
カンファレンスミーの最大接続数 |
MCUにおいて接続を許可するカンファレンスミー端末の最大数 |
MCUに接続されるカンファレンスミー端末の最大数を指定します。0から12までの数字が指定できます。この数字は、MCU全体での合計、つまり幾つかのカンファレンスにまたがった合計の数となります。 |
MCUからの送信最大帯域 |
MCUからカンファレンスミー端末に向けて送信される最大の帯域 |
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MCUへの送信最大帯域 |
MCUがカンファレンスミー端末から受信する最大の帯域 |
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