以下の方法でMCUでのネットワーク設定をコンフィグレーションし、ネットワークを確認することができます。ホーム>設定>ネットワーク
A もしくは、ホーム>設定>ネットワーク B
MCUにはPort AとPort Bという2つのイーサネット・インタフェースがあります。この2つのインタフェースをコンフィグレーションするためのページは外見及び方法は類似しているため、ここではまとめて説明されております。違う箇所についてはその都度明記されております。
この設定ではMCUのイーサネット・ポートが適切にIPコンフィグレーションされるようにします。設定後はIPコンフィグレーションのアップデートを押して、変更が有効になるようにします。
フィールド | フィールドの説明 | 秘訣 |
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可能なポート |
ポートが使用可能か不可能に設定されているかを示します。可能であれば、ポートはIPトラフィックの送信許可をします。不可能であれば、IPトラフィックは該当ポートでMCUと交信きません。 |
ポートAはMCUのプライマリー・インタフェースであるため、常に可能の設定がされています。ポートBはビデオのファイヤーウォール機能が可能である場合にのみ使用可能の設定となる場合があります。それには、機能の稼動キーが必要です(( ファームウェアのアップデートre).をご参照下さい)。 |
ホスト名 |
MCUの名前を示します。 |
ネットワークのコンフィグレーションにもよりますが、IPアドレスを知らなくともホスト名を使ってMCUと通信できる場合もあります。 |
IPコンフィグレーション |
ダイナミック・ホスト・コンフィグレーション・プロトコル) 経由でMCUが該当ポート用の IPアドレスを自動的に入手しているか否か、あるいは固定値をマニュアルで入力したいか否かを示します。 |
ポートBにはマニュアルにてのみIPのコンフィグレーションができます。 自動コンフィグレーションを選択している場合には、DHCPの更新ボタンを押して、新規のIPアドレスを要求します。 |
マニュアルによるコンフィグレーション | ||
IPアドレス |
該当ポート用に、ドットで区別されているIPv4アドレスを表示します。例:192.168.4.45 |
上記の説明のように、マニュアルでのIPコンフィグレーションを選択した場合にはここでの選択表示が必要となります。 |
サブネット・マスク |
使用したいIPアドレス用に要求されたサブネット・マスクを表示します。例:255.255.255.0 |
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デフォルトのゲートウェイ |
該当サブネット上のデフォルト・ゲートウェイのIPアドレスを表示します。例:192.168.4.1 |
ポートA及びポートBの両方とも可能となっている場合には、デフォルト・ゲートウェイ設定にどちらのポートを使うのかを指定する必要があります。それにはルートのコンフィグレーション・ページで選択します(IPルート設定のコンフィグレーションをご参照下さい)。 マニュアルでのコンフィグレーションを使う場合には、選択を実行したにも関わらず、デフォルト・ゲートウェイの指定が必要です。. |
ネーム・サーバ(DNS) |
ネーム・サーバのIPアドレスを表示します。 |
ポートA及びポートBの両方とも可能となっている場合には、ネーム・サーバー設定にどちらのポートを使うのかを指定する必要があります。それにはルートのコンフィグレーション・ページで選択します(IPルート設定のコンフィグレーションをご参照下さい)。 マニュアルでのコンフィグレーションを使う場合には、選択を実行したにも関わらず、ネーム・サーバーの指定が必要です。 |
セカンダリ・ネーム・サーバ(DNS) |
オプションで二番目のネーム・サーバを示します。 |
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ドメイン名(DNSサフィックス) |
DNSルックアップ時に付けるオプショナルなサフィックスを示します。 |
ここでは、IPアドレスの代わりにホスト名でデバイスを参照する際に、完全限定されていないホスト名を使うことができます。 例として、ドメイン名が、codian.comとセットされている場合、ホストとなるendpointのIPアドレスをルックアップするネーム・サーバーへの要求に対して実際にはendpoint.codian.comをルックアップすることになります。 |
IPステータスのフィールドで、MCUのイーサネット・ポート用のIP設定が正しくされているかを素早く確認することができます。DHCPもしくはマニュアルでのコンフィグレーション(IPのコンフィグレーションの設定を参照)を使って行います。ステータスのフィールドには、以下のものがあります。
ここでは、MCUの該当ポートにイーサネットの設定を行います。設定を行うには以下のテーブルをご参照下さい。設定後は、イーサネットのコンフィグレーションのアップデートを押して、変更を有効にします。
フィールド | フィールドの説明 | 秘訣 |
---|---|---|
イーサネットの設定 |
該当イーサネットポートに接続されたデバイスにイーサネットの設定が自動的に行われるように指定するか、もしくは指定した固定値を使ってマニュアルでコンフィグレーションするように指定します。 |
イーサネットの設定が該当ポートに接続されているデバイスと照合されていることが重要です。例えば、両デバイスとも、自動交信でコンフィグレーションされており、もしくは固定され、しかも一致した速度設定とデュプレックス設定(以下を参照)で、コンフィグレーションされていることが大切です。 |
マニュアルでのコンフィグレーション速度 | ||
速度 |
接続速度を示します。10 Mbit/s、100 Mbit/s、1000 Mbit/s |
接続速度は該当ポートへ接続されたデバイスの速度と一致している必要があります。 上記の通り、マニュアルによるイーサネットの設定を選択している場合にのみこのオプションで行う必要があります。 |
デュプレックス |
デュプレックス・モードの接続を示します。
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デュプレックス設定ではポートが接続されているデバイスの設定と一致している必要があります。 上記の通り、マニュアルによるイーサネットの設定を選択している場合にのみ、このオプションで行う必要があります。 |
フィールド | フィールドの説明 | 秘訣 |
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リンク・ステータス |
ネットワークにイーサネット・ポートが接続されているか否かを示します。 |
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速度 |
該当ポートでMCUに接続されているネットワークの速度 (10/100/1000 Mbit/s)を示します。 |
ここでは、上記で選択した設定により、ポートに接続されているデバイス、もしくはマニュアルでのコンフィグレーションをベースにした数値となります。 |
デュプレックス |
ポートに接続されたネットワークのデュプレックス・モード (フル/ハーフ・デュプレックス) を示します。 |
ここでは、上記で選択した設定により、ポートに接続されているデバイス、もしくはマニュアルでのコンフィグレーションをベースにした数値となります。 |
MACアドレス |
該当ポートのハードウェア固定のMAC (Medium Access Control:媒体アクセス・コントロール)アドレスを示します。 |
この数値は変更できないため、情報のみとなります。 |
パケット送信 |
MCUによる該当ポートから送信されるパケット総数カウントを表示します。ここでは、全てのTCP及びUDPのトラフィックが含まれます。 |
接続支障等のトラブルシューティング時に、ここでの情報により該当ユニットがネットワークにパケットを送信していることを確認する手助けとなります。 |
パケット受信 |
MCUによる該当ポートに受信されるパケット総数カウントを表示します。ここでは、全てのTCP及びUDPのトラフィックが含まれます。 |
接続支障等のトラブルシューティング時に、ここでの情報により該当ユニットがネットワークにパケットを送信していることを確認する手助けとなります。 |
統計 |
該当ポートに関する詳細な統計を表示します。
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このフィールドは、イーサネット・リンク速度やデュプレックス通信での問題解決等、高度なネットワークの診断に使われます。 |
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