SNMPを使用した監視を設定するには、ネットワーク>SNMPページを使用します。
MCUは、シャットダウンや起動の際に、SNMPトラップを送信します。 SNMP設定ページで、さまざまなパラメータを設定できます。必要な設定を行った後 SNMP設定の更新をクリックします。
注意:SNMPトラップのシステム稼働時間は、MCU上でSNMPが初期化されてからの時間です。従って、MCUがシステムの状態>一般ページで報告する稼働時間とは異なる場合があります。 また、SNMP MIBは、参照のみ可能です。
フィールド | フィールドの説明 | 秘訣 |
---|---|---|
名前 | SNMPのシステムMIBでのMCUの識別子 |
通常は、個々の機器に、特有の名前を指定します。 |
場所 | システムの場所 |
オプションです。いくつかのオフィスにそれぞれ異なるMCUがある場合、場所を特定するのに有効です。 |
連絡先 | 連絡先の詳細 |
オプションです。トラブルが発生した際に連絡をする管理者の電子メールアドレスや、名前を指定します。 SNMPが公共のネットワークで有効に設定されている場合、ここで提供する情報には注意が必要です。 |
説明 | 説明の詳細 |
オプションです。詳細な情報を提供するために使用されます。通常は、規定値では機器のモデル名となっています。 |
フィールド | フィールドの説明 | 秘訣 |
---|---|---|
トラップを有効 | トラップを送信する場合に、このチェックボックスを選択します。 |
ここをチェックしておかないと、トラップは送信されません。 |
認証失敗トラップを有効 | 認証失敗トラップを送信する場合にチェックします。 |
この設定を行うには、上のトラップを有効を設定しておく必要があります。 認証失敗のトラップは不正なコミュニティー名でMIBにアクセスしようとした際に送信されます。 |
トラップ受信者のアドレス 1 から 4 | 一般と認証失敗のトラップを受信する機器を最大4つまで、IPアドレスまたはホスト名で指定します。 |
トラップはSNMP v1 の形式で送信されます。トラップの受信者はMIBブラウザを使用してMIBを参照することができます。 UDPのポート番号を指定することができます。フォーマットは、 <IP address>: <port number>です。規定値ではトラップのポート番号はUDPポート 162番です。 |
フィールド | フィールドの説明 | 秘訣 |
---|---|---|
ROコミュニティー | 参照のみのアクセスのためのパスワード |
SNMPコミュニティー名は、暗号化されないことに注意してください。可視テキストでネットワークに送信されます。 コミュニティー名の規定値は、一般に知られているため、SNMPを有効にする前に、コミュニティー名を変更することをお勧めします。 |
RWコミュニティー | 参照および書き込みアクセスのためのパスワード |
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Trap コミュニティー | トラップ情報のパスワード |
トラップの受信者は、トラップをコミュニティー名でフィルタすることができます。 |
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